茶色がかった赤。
コルクが固く、少し揺らしてしまったので澱が舞っている。
相変わらずブォンヴィチーノらしい特殊さを持っている。
元々かなり遅摘みで少し貴腐のニュアンスも混ざっているんじゃないかな。
発酵しきれない残糖が残るほどの元々の糖分だし。
元々デザートワイン用の品種であるからなのかもしれないが、実際デザートワインに片足突っ込んだようなワインだよなー。
そのバランス感覚が絶妙。
紅茶、ハーブ、香水の複雑なアロマがプンプンだし。
濃密で旨みとナチュラル感は半端じゃない。
ワインとは農作物という本質を思い出させてくれる。
完熟期を待って、バッと収穫して、ガシッと潰して、あとは自然にお任せ!なるようになるわ!って感じなんだろうなー。
やっぱりこうゆうのが好きだなあ。
2015年3月25日水曜日
2015年3月23日月曜日
2013 Augusto Il Buonvicino
il Buonvicinoは本業がアグリツーリズモであり、ワイン造りは農業や宿泊業の一環としてやっているからなのか気負いの無さが非常に良い方向に働いているような気がする。
独特の香水、またはフルーツリキュールのような甘美な香りが若いうち楽しめる。
これは前ヴィンテージ同様で、バローロやバルバレスコが熟成により出てくるような香りの一部分が早くから放出されているような気もする。
もちろんこのワインはドルチェットだが、共通項のような気がする。
ピエモンテという土地のミネラリティなのかもしれないが、改めて土地の素晴らしさを感じる。
いずれにしても樹齢がある程度以上にいった複雑性を感じさせ、ただナチュラルなだけではないというワイン。
もちろん恐ろしくナチュラルであり、温度変化が命取りになる可能性は非常に高い。
しかしワインは完全に安定していて、ナチュラルワインに対する理解度が高い。
というよりも、食材全般に対してのセンスが半端じゃない。
一見あっけらかんとしつつも、食材に対しての奥深い教養を感じる。
2014年7月11日金曜日
Barolo Mariondino 2007 Parusso
Barolo Mariondino 2007 Parusso
やっぱりバローロは良い。
特にParussoはバローロの中でも柔らかい味わいでピュア感あり、値段もかなり手頃なのが良い。
そして2007、年としては平均的な年らしいが、1日目はまぁこんなもんかな、という印象。
複雑でワイルドでエレガンスもあるとても良い香りなんですがバローロとしては弱めかな。
2日目 、いやいや‼‼勘違い!全然ポテンシャル捉えられてないじゃないか、俺は。
やっぱりバローロは偉大なワインです。
「エレガント爆弾」爆発です。ワイルドでありブラックチェリーでありブラックペッパーであり香水的であります。(インポーター資料にあったパイナップルという言葉にもうなずけます)
味わいはまろやかで丁寧な醸造、柔らかいプレス、完熟感が伝わってきます。
甘くなる系タンニン。
一見開いているように見えますがバローロはなめちゃいけない。
当たり前ですがまだまだ最高の飲み頃は先。
でも味わいとしてはそこまでタンニンがっちがち系のバローロでもなく、アンドレア・オベルト的な優しいバローロでもなく、中間的な位置付けになるのではないだろうか。
今飲むなら確実にデキャンタージュか前日抜栓をしたい。
この辺のワインはブルゴーニュ等と違ってしっかりと常温まで戻す(最終的に最後の一杯までには常温に持っていきたい)、空気にしっかり触れさす事によって奥に潜んでいる魅力が出てきやすいように思います。
うめえなぁ。
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