2015年3月25日水曜日

2013 Achille Il Buonvicino

茶色がかった赤。
コルクが固く、少し揺らしてしまったので澱が舞っている。

相変わらずブォンヴィチーノらしい特殊さを持っている。
元々かなり遅摘みで少し貴腐のニュアンスも混ざっているんじゃないかな。
発酵しきれない残糖が残るほどの元々の糖分だし。
元々デザートワイン用の品種であるからなのかもしれないが、実際デザートワインに片足突っ込んだようなワインだよなー。
そのバランス感覚が絶妙。

紅茶、ハーブ、香水の複雑なアロマがプンプンだし。
濃密で旨みとナチュラル感は半端じゃない。
ワインとは農作物という本質を思い出させてくれる。

完熟期を待って、バッと収穫して、ガシッと潰して、あとは自然にお任せ!なるようになるわ!って感じなんだろうなー。
やっぱりこうゆうのが好きだなあ。

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