2015年3月24日火曜日
ミネラルについて考えてみた2
あくまでも自分の中でのまとめ。
主にワイン用ブドウ栽培での外的要因について考えみると
気候(温度、湿度、降雨量、日照量、etc)×
品種(シャルドネ、ピノノワール)×
土壌(石灰質、砂岩質、粘土質、理土質)
大雑把にいって、これに造り手が加わってワインはできる。
どの要素もワイン造りには非常に重要な要素。
順位はつけられないと気づく。
変えられる物を省く。
品種、造り手。
厳密に言ったらクローンの選択など非常に重要だと思うがここでは却下。
気候or土壌。
例えば全く同じ土壌で違う気候条件の元、ワインを造ったらどうなるか。
気候によってある程度葡萄自体をコントロールすることはできると思われる。
品種、クローン選択や栽培方法,etc...
もちろん限界はあるが
しかし、土壌を変えることはできない。
地面の下に広がっている地層の移動はできないので、ワイン造りにおいて土地決めは最も慎重にやらなければならない。
その岩盤から吸収できるミネラリティは、畑で貝柄を撒いたり等の応急処置とは比べられない程のミネラル量を吸収できると思う。
ある程度近づく事はできると思うけれども味わいの中で表現された時に、上っ面の物と、下で構えている物、という差になって表れてくると思う。
カリフォルニアの優秀なワインメーカーも最初は石灰質の土壌探しに躍起になっていたと聞く。
日本だったら長瀞とか武甲山系の石灰岩が続く地域には可能性はあるのかもしれないな。
山奥だけど。
もし、自分がワインメーカーだったら多少の降雨量や気温を犠牲にして地盤の質を重視して場所選びをするかもな。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿