anjou les gainde de malingne 2004 cyril de moing
開けたての香りは少し控えめの柑橘系
色は非常にクリアな少し薄めの黄色。に、ほんのり黒のニュアンス。
味わいの印象は繊細。
線の細いような、けどたっぷりミネラル。
海を連想。
勝手な事いうとまた怒られますが、 シャブリとかとはまた違った種類のミネラルに感じます。
う~ん、イメージとしては鉄よりはナトリウム、やカルシウムのような。。。
旨みを含んだきれいな酸。
状態が完璧な事もあってか非常にピュアな果実(リンゴっぽい) 。
時間と共にピュアな果実がでてくるようで香りも白桃系の少し甘いようなフルーツ香。凝縮感。
調べてみたら25hl/ha、樹齢45年。
凝縮感はこれらが由来なのかな。
圧搾後、澱下げを行わず、木樽で発酵させるため旨みが出る。
(知らなかった。でも洗うのが大変そうです。)
発酵と熟成が12か月 。
亜硫酸は、マロラクティック発酵(リンゴ酸が乳酸菌によって乳酸と炭酸ガスに分解。よってワインの酸味がおだやかになる。乳酸はリンゴ酸よりも酸味がおだやか。また発行中にいくつかの副産物が生成され香りに複雑さが増す代わりにフレッシュさの一部が失われる。微生物学的に不安定な微生物に食べられやすいリンゴ酸がなくなるためワインが微生物的に安定すると。すいません、復習です)後と瓶詰め前に極少量。
220Lの5年樽(5年使ったってこと?)にて熟成をさせ12ヶ月ほどで瓶詰め。
収穫は手摘み。
葡萄の熟度に応じて2度に分けて収穫することもある。
確かにこのワインからはこの通りのことを感じますよ。
そしてうまいですよ。熟成して味わいのバランスが良い感じなんで
まさに飲むなら「今でしょ!」
でも何年後かの姿も知りたいからまた飲みたいですね。
ミネラル分が豊富なんでまだ置いといてもいけるとも思うんです(酒石もあった。)が、経験不足でわかりませーん。
とにかく今飲み頃である、ということは間違いなさそう。
ロワールは自分にとってまだまだ未開の地なんですがかなり興味を持った一本でした。
この間おじゃましたロワール試飲会でもコトー・ドゥ・レイヨンやカール・ド・ショームが甘酸っぱウマだったし。サンセールやサヴニエール、ヴーヴレイにプイイフュメにシノン、トゥーレーヌetc....
まだまだいっぱい試したい地域あるし幸せですね~。
あとムスー系も良いのがいっぱいあったしね。
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