2015年3月17日火曜日

2013 Bourgogne Pinot Noir Hudelot-Baillet

ある意味上手い造り手だという。
確かに上手い。
なにが上手いかってバランスの取り方が上手い。
クラス越えをしてくるワインではないし、もちろんブルゴーニュルージュなんだけれども、ちゃんとブルゴーニュルージュとして納得のクオリティだし、シャンボールに近いと感じさせるワインをちゃんと造ってくる。
なおかつエキスでタッチはソフトだ。芯も決して強くはないがある。

そして多分ユドロ=バイエはこのくらいを狙ってきているんだと思う。
自分はこのくらいはできますからもっと良いアペラシオンのも飲んでみてくださいと言ってるようにも思うし、時代に合わせて価格と味わいのバランスも良い。
やっぱりその気にはなるし、信頼できるテイスターは上のクラスは物凄いという。

しかし値段がわりと抑えめなのも顧客目線で考えての事だと思うし、とても良い造り手だと思う。

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