あまりなじみの無いソミュール・シャンピニ―という地域。
テイスティングするのは多くて2,3回目くらいかもしれない。
色から非常に奥行のある赤色をしていてツヤがあるのが分かる。
端的にいってしまえばこれだけで良いワインだ。
今回、カベルネ・フランに対しての認識を新たにすることとなった。
前々からボルドーだけでなくロワールの良いフランをテイスティングしてきたが、フラン単体でここまで奥行があり、エレガントになるとは想像してなかったがやはり、ワインの質という本質を決めるのは品種ではなく土地や人だという事を強く感じた。
ブルゴーニュ的である。
というと全部ブルゴーニュ的ではないかという事になってしまうので、考えてみた。
ブルゴーニュを主と思うからブルゴーニュ的という話になるのであって、結局今まで自分がブルゴーニュ的というのは良いワインだと思うという事が大きく占めると思う。
もちろんブルゴーニュにしか出せない物は非常に多いので、それに近い事はブルゴーニュ的だ。
しかし、今まで密度があり、エキス的であればブルゴーニュ的という言葉で片付けてきてしまったのも事実。
これからはそうゆう物にブルゴーニュ的という言葉を使うのはやめよう。
クロ・ルジャールにはジャン・ルイ・シャーヴのように達人の域の風格があると思う。
安定性が半端ない。
多分どのヴィンテージも信頼できる。
クラシック&ナチュラルという今までテイスティングしてきた中で最も正統派で美味しいと言えるスタイル。
ポテンシャルもある。
こうゆうワインに自分は最高点をつけたい。
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