南フランス辺りの自然派のノンフィルターの白を飲むとき、澱が下がっていないと少しメロンのようなニュアンスが出てくることがある。(場合によっては還元香の後に)
秀逸なミネラルは行き届いており、オイリーではあるが南仏のワインと聞いてイメージする完熟感はない。酸がピュアで健全であることが分かる。
ドライな造りで甘さと間違えそうな程、凝縮している。
このワインは自然派だからどうこうではなく、いちワインとしてハイパフォーマンスであると言えると思う。
ジェローム・ジュレの中でも最もブルゴーニュ・バランスなワインだという。
確かにトロピカル感は少なく、味わいから創造する土壌組成も良く分かる。
マイナーな地域なあので値上がりが難しいのは生産者にとっては痛手かもしれないが飲む側としては非常に嬉しいワイン。
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